昔師匠に口がすっぱくなるほど、力任せで押してはいけない、指に力を入れてはいけないと
指導されていたのに、なかなか現場に出るとつい力が入ってしまうことがありました。
また働いていたお店は強もみを好まれるお客さまが多く、本当に大丈夫ですか?、って思うほど
グイグイ押すように言われ、言われるがまま施術を行った事がしばしばありました。
(今となってはトンデモナイ事をしてたと思います)
その頃は一日最低5,6人(最高11人ぐらいしたかな、休み無しで)はしていたんで、
そういった力での施術を行っていると、最後の方は指の感覚がなくなっていることよくありましたね。
(そういえばよく家に帰ってから氷で冷やしていたなぁ)
このままではカラダがもたないと思うようになり、力を使った施術を卒業してから昔のように
ドッと疲れることはなくなり、物事をすごく柔軟に考えれるようになりました。
昔はただ患部を押すといった一辺倒でしたが、今は押してだめなら引いてみよう、
引いてダメなら揺らしてみよう、それでもだめなら浮かしてみよう、などなど症状にあわせて
いろいろ持っている引き出しから出して、力を使わなくてもカラダを楽にする術があるんだとすごく実感しています。
いかにお客さまのカラダに負担をかけず、できるだけ早く楽にすることができるか、これが私の一生の課題ですね。
これからもっともっと力ではなく、技を磨いていこうと思います。
整体サロンピンポイント 鎌田恭平
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