久々の更新です（ちょっと長いかもです...）

先週祖父がなくなりました。

先月叔父から、祖父の体調が思わしくないというのを聞いて、
子供たちを連れて祖父の見舞いに行ってきたのですが、

正月にあった時よりもやせ細って、身体も少し調整させてもらったんですが、
今まで感じたことのない中から感じる感覚を感じ、

その時、そんなに長くはない、というのを覚悟しました。


おかげさまで、病院を退院してから、顔色も良くなっていたのですが、

５月26日（木）10時に自宅で息をひきとりました。

母親からの電話で、

「おじいちゃん、あかんかった...」

という言葉に一瞬何言ってんねん、と思ったんですが、即状況がわかり、
不覚にもサロンで号泣（お昼休みでホンマよかった...）

私はおじいちゃん子だったんで、いつも泊まりに行くと、

一緒の布団で、朝早くからおしゃべりしたり（祖母によくうるさいと言われていました...）
公園でセミの幼虫を取りに行ったり...

いつもベッタリくっついていたのを覚えています。

そんな私も大きくなり、京都へ行ってからは、

毎年正月とお盆の2回しか逢いに行かなくなり、
あまり祖父とゆっくり話す機会が少なくなりました。

毎回会いに行くと、戦争の話を延々と聞かされてちょっとしんどいと思っていたのですが、
今となっては、もっとゆっくり話をしていたら、と後悔ばかりが残ります。

ただ、最期に会って手を握った際、

もう誰かわからないようになって、あまりこちらの声に反応しなかった祖父が

私がぎゅっと祖父の手を握ると、こちらを向いて何を訴えるように叫び、
目にはうっすら涙が...

あの涙はどういう涙かはわかりませんが、
最期に祖父と会うことができてよかったと思います。

元気なうちに孝行を...

という話を聞きますが、ほんとうにそのとおりですね。

みなさんも、ぜひ、後悔しないよう、今スグ孝行をすることをおすすめします...